本年もどうぞよろしくお願いいたします。
寒い日々が続きますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
リペア作業にとりましても、冬の季節は作業効率が なかなか上がりにくい特徴があり、気温の低下はリペア材料の硬化反応・乾燥などの遅れをもたらすため作業に時間がかかります。
こんな季節に日あたりの良い縁側でのんびり出来たら最高ですね。
縁側は、室内と庭の間に位置する板敷きの通路で、”濡れ縁”のように屋外側に設ける場合と、室内側に設ける場合とがあり、近年は、室内側に設ける事が多くなっているようです。
この空間でゆったりとした時間を過ごせたらこの上もない贅沢です。
しかし、リペア作業で縁側に入ることになると大変です。
掃出し窓の前に伸びるその空間は、くつろぐ事を許さない試練の場となります。
次回は、縁側に張られる”縁甲板”についてお話しいたします。