床に物を落としてキズがついた場合、
当然のことながら凹みができてしまいます。
綺麗な床面に対していびつな凹みが出現したことで修復の必要性が認識されるのですが
DIYで直すと思うような結果が出ない事も多いようです。
原因は、
〇色が合わない 事も大きな要因飲む一つとしてあげられますが
〇綺麗な面が出来ず、形のいびつさが残ってしまったから
という要因も大きいようです。
なぜそうなってしまったかというと
「へこみを埋めただけでは平らにならない」からです。
落下の衝撃で凹み周りにはクレーターの様に床材の表面が押し出されて盛り上がった部分が出来ていることがほとんどです。
このため、盛り上がり部が邪魔をして綺麗な平ら面が出来ません。
盛り上がりを押し込んで凹ませるか
切り取るなどして盛り上がりを無くすかする下処理が必要になります。
傷んだ部分はもろくなっているため接着材などで固める処置も必要になる事も多くあります。
これをしないと、せっかくパテを埋めてもフカフカして動いてしまう下地のせいでいつまでも平ら面が決まらない!
という事が起こりがちです。
形のいびつさは、綺麗に着色をして、艶出しクリア塗装をしたときに、よりはっきりと見えるようになります。
綺麗な平らが出来たと思っていたのに、最後の最後で形のいびつな所が目立ってきた。という事になると、成形のし直しです。今まで苦労して着色していても、成形のやり直しで色が取れてしまうため、また、おなじことをしなければならなくなります。
この様な自体に陥らないように
〇凹みキズ周辺の盛り上がりを無くし
〇安定した状態に固めておく
という下地処置を入念に行なう必要があるのです。
この後でパテ埋めの工程に入ります。