塗装後の作業2
塗装後に行なう作業としては研磨という工程があります。
塗装工程に含めるべきものでもありますが、
鏡面磨きと呼ばれるように、鏡のようなピカピカの仕上面にする場合に行なう事も多くあります。
塗装面は若干の凹凸が波のように広がっていることがあります。
このままでも十分に美しいのですが、この波打つ感じの面を真っ平らにする事で
更に美しい反射が得られます。
この鏡面にするために塗装面の凸部分を削り平らにするのです。
単に削ると光沢がなくなりますので、研磨用の工具・材料で磨きをかけて艶を出します。
補修の場合は、部分塗装する事が非常に多いため、塗装の境界部を目立たなくするために研磨工程を入れることもあります。
この場合は、塗装面の凹凸を平らにするというよりも、塗装ミストによるざらつきで艶がなくなっている部分を研磨で艶出しする感じでしょうか。
部分塗装の境界部は塗料がまばらなため、シンナーなどを追加で塗布して馴染ませるのですがそれでもよく確認すると塗装ムラを発見することがあります。
そんな時に研磨します。キッチンパネルなどのリペアの場合は研磨無しでの仕上は困難でしょう。
年末は皆様も様々なものを磨かれることと思います。
綺麗なお家で新年の神様をお迎えいたしましょう。
それではよいお年をお迎えください。
本年も誠にありがとうございました。