BLOG

塗装による美観の回復

Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
LinkedIn
Share on email
Email

ドアに空いた穴を塞いで平らに成形したら、着色工程に入ります。

木目模様のあるドアの場合、色合わせと共に、木目模様を描き込む工程です。

 

下地が完成した状態は、パテなどの充填材の色が表面にそのまま現れていますので、ドア本来の色や柄は再現されていません。

そのため、見た目を復元する塗装をする必要があります。

 

〇着色塗装と柄の描き込み

色と柄を合わせる工程です。

下地成形工程で使用したパテなどで ドア本来の色・柄と大きく異なった状態になっている見た目を、この工程で​回復していきます。

塗装工程は、大まかに三つの工程に分けられます。

・下地塗装

色合わせは、一色の塗装で仕上げることはまずありません。

茶色のドアの場合でも、下地パテの色を隠すために一旦白系などの塗装で 埋めた跡全体を塗装します。

そうすることで、後で行なう色合わせの塗装がキレイに仕上がります。

・色合わせ塗装

 下地塗装で均一な色目で仕上がった所にドア本来の色を再現する塗装です。

 この塗装工程に入っても、一色で仕上がる事はあまり有りません。

何色かの塗料を重ねることで周囲の色と合わせていきます。

・柄の描き込み

 木目柄のドアの場合、木目模様を再現する必要がありますので

周囲の柄と馴染むように模様を描き込んでいきます。

 

次回はそれぞれの塗装工程で実際にどのようなことをしているのか述べようと思います。

Share on facebook
Facebook
Share on twitter
Twitter
Share on linkedin
LinkedIn
Share on email
Email

仕上げの塗装

パール塗料の効果について

修復に使用する着色材料について

塗料の性質と修復計画

色の変わる仕組み

RECENT POSTS

仕上げの塗装

パール塗料の効果について