色と柄が仕上がったら完成かというとそうではありません。
建材の表面の質感は、ざらざらしている・つるつるしている、などがあり、これも塗装により表現していきます。
例えば、シート加工してある建材で、良く見ると表面が細かいぼつぼつした凹凸になっているものがあります。
この場合、色を合わせても直ったようには見えません。ぼつぼつした表面加工は光が乱反射して艶がないように見えやすいのですが、そこに綺麗に塗装すると平滑なつるっとした塗装面になるため、周囲に対してピカッと光りやすく目立ってしまうことがあります。
この場合は
ゆず肌 といわれる通常は塗装不良の一例として挙げられる事も多い塗装の仕方で仕上げていきます。
すると塗装面はざらざらな仕上りになり、周囲と馴染むのです。
建材の艶は様々有るため、艶に合わせた塗装で仕上げます。
ドアの割れ穴修復手順のまとめ
〇穴 ヒビ割れ部の補強
〇穴塞ぎ
〇平滑面の成形
〇塗装着色・柄の描き込み
〇保護塗装 艶合わせ
以上の工程で仕上げます。