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色の変わる仕組み

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色が変わる仕組み

写真は美しいグリーンですが、この景色を絵にして下さいと言われたら、
みなさんはどんな色で描きますか?

様々な色が候補に挙がると思いますが、
芝の緑色に注目すると、明るい緑と濃い緑の二種類のラインが
交互に綺麗に並んでいます。
もちろん、色の違う芝生を植えているわけではありません。
これは芝の手入れ時に、芝が一方向に倒れがちになるために起こる現象です。

同じ色の芝でも倒れる方向を変えてやると、光の反射量がかわり、
沢山光を反射する場合は明るい緑
光の反射が少ないと濃い緑に見えます。

毛足の長い毛布や絨毯で実験することもできます。
手で表面をなでてやると繊維が一方向に倒れて
色が変わって見えます。

木の床の場合は、繊維の塊でできた板と考えると見る角度により
色の変化がある現象が理解しやすくなるかと思います。

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