本年は塗装についてのブログを掲載して参りました。
これまでお話しして参りました一連の作業工程で修復作業はほぼ完成です。
塗装後の作業としては、
例えば、床の場合は塗装後にワックス掛けを行なう場合があります。
近年のフローリングはワックスをしないものも多くなってまいりましたが、
ワックスの利点は床材の表面に保護膜を形成することでフローリングの傷みを和らげることが出来る点です。
ワックス掛けはご家庭のDIYでも気軽に始められるものの一つですので、春や秋などの季候の良い時期に行なうと良いでしょう。
暑すぎると塗っている途中でワックスが乾いてしまいムラになることがあり、
寒すぎると乾きが極端に遅くなるため、
過ごしやすく感じる気候がワックス掛けにも適しています。
一部屋丸ごとの作業が出来れば理想的ですが、家具移動などの労力もありますので、
掃出し窓付近の傷みやすい場所のみ行なうくらいの気持ちで計画すると取り組みやすいでしょう。
ワックスは必ずフローリングの性能説明書を確認の上塗布するようにしましょう。
ワックス不可の床に塗ると、ムラになったり直ぐに剥がれたりするトラブルの原因となりかねません。ワックスが必要無いような性能を持たせてありますので、そのまま使用されるのがよいでしょう。不明な場合は、メーカーなどに確認するとよいでしょう。